3月10、13両日にまたがり後楽園ホールにて開催されるA-sign.Bee 1 & 2。
A-sign.Bee開幕戦に相応しい、錚々たるメンバーが揃うこのイベントにおいて、
大トリとなるのがこの世界タイトルマッチ。

WBA女子世界フライ級王座決定戦
女子世界三階級制覇王者
藤岡奈穂子【T&H】
17戦15勝6KO2敗 
vs
WBA2女子フライ級2位
イザベル・ミジャン 【メキシコ】
21戦18勝8KO2敗1分 

 
23

WBC女子ミニフライ級、WBA女子Sフライ級、WBO女子バンタム級と
三階級世界制覇している藤岡奈穂子の、
男女通じて史上初となる四階級制覇挑戦となるWBA女子世界フライ級タイトルマッチ。
当初は、無敗のWBOライトフライ級王者ルイサ・ホートンへの挑戦が決まるものの、
王者側が契約後に試合を放棄しタイトル返上。
対応に追われたT&Hジムは、WBA女子世界フライ級王座決定戦を決めた。
藤岡にとって念願となる四階級制覇を実現させるために、ジムは奔走した。
「ジムには感謝しています。
正直、強いチャンピオンに挑戦したかったというのが本音ですけど」

大晦日に女子格闘家達の試合がお茶の間で流れる時代。
4月に横浜アリーナーで開催されるRIZINでは、女子がメイン級の扱いを受けている。
だが、女子ボクシングにおいては、
日の目が当たっているとはとても言えない状況である。
「歯痒さはあります。
三階級制覇して、専門誌では扱ってもらえますけど、一般の方にまで認知してもらえていないですから」
藤岡の三階級制覇というのは、
ある意味、女子ボクシングの哀しい現状から生まれた記録とも言える。
「防衛を続ける意志はあっても、挑戦者がいないんです」
そのため藤岡は、
常に試合を求め、
常に自分より強いと言われる王者に向かっていった結果が、
時に減量より過酷な増量をしながらの三階級制覇である。

今回のフライ級は藤岡にとってのベストウェイトと言える。
「ドイツとメキシコで、ベストウェイトの階級で負けています。
いろんな階級でやっているから、何がベストかってよくわからなくなっていますけどね。
しっかり魅せて、メインイベントに相応しい試合をしてみせます」